妄想マンガ
女性にはモテる方なのに、恋人ができない。恋人はいるけど、大勢にはモテない。あなたは、どっちが良いですか?中間が良い、頭が良い人なら、そう考えるでしょう。そうして、女の子にモテるには、少女マンガを読めば良い、という人が出てきたせいか、一時期、ちょっと街中を歩くだけで、随分と小奇麗な男の子が増えたものでした。眉を細くそったり、髪型が似たり寄ったりになったり…。今でこそ慣れましたが、流行り出した当時は、ビジュアル系バンドやホストのようで、これで良いのか男性陣、とぼうぜんとしたものです。
実際、現代では、ホストという存在が、恐ろしく認められてきています。キャバ嬢にしても、地位は確立されているのでしょう。少女マンガ界でも、彼らが主役の作品が目立つようになりましたし、果てはビジネス書籍でも、彼らの営業術を盗め的なせりふが散見されます。奇麗にするのは、悪くないはずです。むさ苦しいよりは、清潔感のある男性の方が良いですし、暴力沙汰を起こす人よりは、多少線が細くても、害がないだけマシなんでしょう。でも、あまりに特徴がなさすぎて、えぇーっと、名前なんだっけ、と顔を思い出そうにも、他にも似たような人がいるばかりに、ごちゃごちゃしてくるのが難でした。
そういう人が、確実に、昔よりは増えているように感じたのです。最近は、また少し変化が出ているような気がしますが、恋愛指南書を、少女マンガに求めている男性が、今でもいるのかと思うと、ううーん…、とうなってしまいます。もしかしたら、女の子にモテる為にというよりは、自分自身が、女の子の気持ちに近いから、という人も、少なからずいるのかもしれません。
まぁ、そういうのはさておき。なんにつけても、女性の理想の塊であるヒーロー像に、自分を近づける努力って、そんなに尊重されるべきものでしょうか!?そういうのって、自分自身、なにか女性にこびているようには、感じませんか?男共が、小さくまとまっていくようで、素直に喜べないのです。自分にこびる男性よりも、前を向く強さ、さりげない優しさとかに、女性は不思議とひかれたりするものです。
プライドがあるなら、自分の優しさ、良い所、男らしさ、そういうものを尊重するはず。でも、すべてに自信がないから、そういう、異性の幻想に頼る。最初は頼っても良いとは思うのですが、いつかは卒業して欲しい。そう、祈ってしまいます。これからの未来をしょって立つ、若い男性陣だからこそ、もっと自分を磨いて、自信をもって、女の子にぶつかってみてください。